NIKE AIR MAX LIGHT

NIKE AIR MAX LIGHT / AIR MAX 2 LIGHT

このページのキャプションを書かせていただいている立場で こういうのも失礼な話と思いますが、あえて自分の意見を言わせていただきます。 "AIR MAX LIGHT"と"AIR MAX 2 LIGHT"を同じ括りにして "AIR MAX LIGHT 特集"と呼ぶのはあまりにも無理があると。。。

NIKE AIR MAX LIGHT スタイル1
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル1
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル1

その方その方の受け取り方が異なっていると思いますが、私の考えの中では今で言う“AIR MAX 2(AIR MAX LIGHT)“は 元々はNIKEブランドの最高峰シリーズ本家エアマックスの流れでは無く、あくまでも“2”と言う呼び名は後付けであり、 AIR MAX 1とAIR MAX 90が発売される間に出てきた派生モデル(今で言うAIR MAX 180なども含む)と認識しています。

一方“AIR MAX 2 LIGHT”に関しては、NIKEブランドの最高峰シリーズ本家エアマックスの流れであり、 AIR MAX 93とAIR MAX 95の間に発売されたAIR MAX 2(スクエア)をさらに進化させたアップデートモデルと考えています。

この二つのモデルに“LIGHT”と言うネーミングが付きますが、同じ文字でも意味合いが全く異なる意味合いがあり、 言い方が強すぎてお叱り頂くかもしれませんが極端に言うならば “AIR MAX LIGHT”のLIGHTは廉価版(悪い風に受け取らないでください)の意味合いがあり、 “AIR MAX 2 LIGHT”のLIGHTに関してはAIR MAX 2の性能を高め軽量化した“軽い“の意味と考えております。

NIKE AIR MAX LIGHT スタイル2
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル2
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル2

本家エアマックスと派生モデルを同じ“LIGHT”の文字が使われるからと一緒にくくるのは無理があると私は考えております。 またいずれにしましても、“AIR MAX LIGHT”と“AIR MAX 2 LIGHT”の“LIGHT”は同じスペルですが、意味合いは全く異なります。

私も含めてまだまだスニーカーに対して勉強不足な人間が増え、 昔の記事をそのまま鵜呑みにして繰り返しコピーしているライターが増えている現状の中、 ここでもう一度しっかりとその歴史をまとめて検証、再構築してみるのが最重要だと思います。

NIKE AIR MAX LIGHT スタイル3
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル3
NIKE AIR MAX LIGHT スタイル2

そしてようやく本題です。。。

後に今にまで続くエアマックスブーム、そしてスニーカーブームという言葉を作り出したAIR MAX 95。 そのモンスターが発売される前、そのマルチチャンバーエアを先駆けて搭載したモデルが“AIR MAX 2 LIGHT” ここでもう一度しっかりとその歴史をまとめて検証、再構築してみるのが最重要だと思います。

ランニングシューズが好きな方や、スニーカーコレクターの間では当時から評価が高いモデルですが、 世間一般では地味でどこと無く影が薄く感じられる“つなぎ“のイメージ感あるエアマックスですが、 現代ではそれを“隠れた名作“と言い方を変えて呼ばれるという。。。

エアマックス95を筆頭に、エアマックス1、エアマックス90、エアマックスBWなど 歴代モデルが次から次へとカラー素材を変えて復刻される中、 “遂”にというか“ようやく“といいますか、とにかく復刻されてきたエアマックス スクエア ライト! 誰もが待っていたモデルではないかもしれませんが、このモデルの復刻を待ち望んでいた方々にとっては 何が何でも手に入れたい強い思いがあるモデルだと思います!

CHAMPION x ATMOS LAB

当時のNIKEの最先端技術を注ぎ込んだハイテクランニングシューズ。 適度なボリュームがあり、レトロ感あるデザインが、まさしく今のストリートで映えるのではないでしょうか? ランニングシューズとしてこのモデルを見ていた我々世代、 このモデルの歴史を知らない若い世代の方々も、パッと見で気になってしまう独特のデザイン。

単純にカッコイイです!!!

そしてスニーカーは面白い!!!

TEXT:SHIGEYUKI “BINGO” MARUMOTO