今春実施された、グローバルスポーツブランドのPUMAとスニーカーショップatmosによる 「#itsmyCELL」デザインコンテスト。 応募総数750人以上の中から、小島奉文(atmos Director)、 市川穣嗣(PUMA JAPAN Head of Creative & Design) 氏の両名が選定した最優秀作品がついに販売決定!!
PUMA CELL ENDURA MUGEN
発売日2019年10月10日0時発売
ITEM CODE:373632-01
¥17,000(+tax)
最優秀作品はこちら!!!
優勝者コメント
CELL ENDURAのシルエットを初めて見た時、まず頭に思い浮かんだのが、 レーシングバイク、レーシングカー、無限(株M-TEC)、HONDA、アキラ、F1、インディ500、Moto GPといった、モータースポーツでした。 プーマストアでは、モータースポーツの外国メーカーとのコラボレーション商品を見かけますが、 日本製自動車メーカーとのコラボーレーションもいつか実現して、世界各国のプーマストアで取り扱うことができるようになること、 そしてそれが、日本の製造工業の発展へと繋がることへの願いを込めて、デザインを組み立てました。 このCELL ENDURAのデザインを通して、プーマジャパンの未来と、CELLの可能性を想像してほしいです。
レーシングカーやバイクには、ボディペイントに、各スポンサーのデカールがよく貼られています。 このデカールからインスピレーションを得て、デザイン全体の肝になるトゥ(つま先部分)から、アッパー(甲全体)にかけて施しました。 単に短径のデカールを施すだけではなく、CELLテクノロジーが六角形の細胞が密集して構造されているように、テキストも密集させて表現しようと考えました。 プログラムで計算されたアルゴリズムで、ランダム配置されたかのようなタイポグラフィーでデザインしました。
素材は、レーシングカー、バイクの想像を引きかきたてるような、レザー、スエード、キルティング、メッシュを使用し、 特にヒールカウンター部分にはキルティング素材を使うことによって、バイクや車のシート部分を想像できるようなデザインにしました。
カラーは、無限チームのレーシングカー、バイクの色味からインスピレーションを得て、黒と赤ベースに、白と金をアクセントにしています。 アウトソールには、2020年の東京の街を、このCELL ENDURAが駆け抜けていく事を想像し、 アニメーション手法であるモーションブラーのように黒から赤にかけてのグラデーションを施しました。 モータースポーツのインスピレーションに加え、漫画カルチャーや未来的な想像をシューズ全体のカラーリングに落とし込んでいます。
プーマが、数あるアーカイブの中から復刻させた、CELL。 現代の新しいモデルにも応用できるクッショニング構造、無限の可能性をもたらすテクノロジーと、 無限の可能性をもつ未来を疾走していくようなシューズとして、「CELL ENDURA MUGEN」と名付けました。
#itsmycell デザインコンテスト最優秀賞
長谷川 恭央さん (Hasegawa Yasuo)
紹介文
大学卒業後、スポーツブランドへの就職を目指しアメリカへ留学。現地でアプリケーションを開発していたデザイナーに影響を受け、
帰国後は広告制作会社にデベロッパーとして入社。現在はフリーランスのプログラマーとして活動し、
ARアプリ、イベント系のアプリ開発を行っている。中学生の頃からスニーカーの世界にのめり込み、
現在は仕事の傍、独学でスニーカーのデザインを勉強中。
スニーカーとの関わり合い
初めてスニーカーの世界にのめり込んだのは中学生の頃で、高校時代にかけて同級生などからたくさんのスニーカーを教えてもらい、
見せてもらいながら深みにはまっていきました。この当時、PUMAからプロスケーターのシグネチャーモデルを
出していたこともあり、スケートもしないのに、Kien Lieuや、Alan Petersenなどのモデルにはまっていました。
2014年に発売された、あるスニーカーの限定モデルを運よく購入でき、再びスニーカーのデザインの魅力に目覚め、
スニーカーのデザインを見ながら、その背景を知ることで、インスピレーションを受け、今の仕事の活力にしています。
現在の、PUMA製品と、生活の関わり合い
週末のトレーニングとして行っている、フリースタイルサッカーの練習で、アーカイブ ライトを、3,4年前から愛用しています。
クライドやスウェードのアウトソールよりも段違いに軽く、メッシュのアッパーがボールをつかみやすいので、技を
メイクしやすく、自分の足をサポートしてくれます。現在はアーカイブ ライトの販売はされておりませんが、
「365 NETFIT ライト」という形で、同じく軽量のアーカイブ ライト ソールを採用したシューズが販売されています。
自身が、影響を受けている
海外のスニーカーデザイナー
Ronnie Fieg(KITH)
Alexander-John Design
(Custom Sneaker Designer mainly for PUMA)