NIKE90年代最後の名作
【AIR MAX DELUXE】
ナイキ エア マックス デラックスは、レイブが大流行していた世紀の変わり目に登場。 AIR MAX 97(エアマックス97)をベースに改良を加え、1999年にリリースされた90年代最後のモデル。 レイブのうねるような音の波とすさまじいエネルギーにヒントを得たシューズは、 アッパーのネオプレーン素材にデジタルプリントを施し、レイブのうねりを大胆なグラフィックで表現し豊かな印象を残しました。
今年になり約20年ぶりに復刻を果たし、すでに数色がリリースされている中、やはりアッパーの派手なカラーリングは健在。 その派手さから手が出し難いイメージがあった人も少なくはないでしょう。 そんな中、先日発売されたSKEPTAとのコラボレーションモデルは、 ブラックで統一され落ち着いたカラーではあったものの話題性が高く手に入れる事が難しかったのではないでしょうか。
今回、素材にアップデートが加えられ"派手ではないエアマックスデラックス"としてブラックとホワイトが登場します。 全体へのグラフィックプリントは一切無く、全体がモノトーンにまとめられたカラーリング。 側面の圧着成型されたラインのリフレクター(復帰反射)はそのままに視認性は保たれ、 アッパー、シュータンとインナーの素材をそれぞれ密度の異なったメッシュへと変更することにより快適な仕様となっています。 今まで玄人好みなモデルであったエアマックスデラックスが、いい意味で期待を裏切り、より世間へと浸透することになるでしょう。 しかし、案ずることなかれ。 今までと同様、期待通りの"派手なエアマックスデラックス"も今後登場してくるはずです。
HERITAGE
AIR MAX DELUXE
デザイン革命の記憶。ビジブルAirを搭載したAir Maxシリーズが誕生したのは1987年のこと。 実験的に導入されたクッショニングシステムは、すぐにトラックやストリートの定番へと進化しました。 時とともに新しいデザインが生まれ、モデルチェンジがあっても、伝統は変わらずに守られ続けています。